アロマテラピーの歴史



アロマテラピーの歴史


日本ではまだ歴史の浅いアロマテラピーですが
植物の力を利用することは、ずいぶん昔からありました。

聖書や古代ローマ、またはオーストラリアの先住民アボリジニーたちにも
植物の力を使っていたことは明らかになっています。

たとえば、アボリジニーなら
オーストラリア近辺にしか育たない常緑樹ティートリーの
恩恵を授かって生活に役立ててきました。

このようにアロマテラピーという言葉が生まれる前からあったものなのです。


アロマテラピーが日本で普及したきっかけは
近代アロマテラピーのリーダー的存在、イギリス人のロバート・ティスランドの著書、
「アート・オブ・アロマテラピー(アロマテラピー(芳香療法)の理論と実際)」
が、1985年に翻訳され、出版されたことに始まります。

まだこの頃はそんなに注目されたわけではありません。

それから時代がすすみ、近代化社会と移り変わる中で
ストレスを溜め込む人が非常に多い時代となりました。


そんな中「癒し系」という言葉ができたほど心の安らぎを求める人が増え
アロマテラピーがマスコミでも大きく取り上げられるようになり
一般的に広く普及していきました。

もともと、日本にはお香という、香りを楽しむものがありましたから
「香り」と「癒し」が結びつくのに時間はかからなかったのでしょう。


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